LUGAR(浅草・バル)2018年

台東区浅草2-14-7 14時からOPEN

デザイン監修・グラフィック:湊健雄事務所

設計施工:ワシン建築事務所

撮影:乙咩 海太

少し歩けば仲見世通りやかっぱ橋、と、観光と地元住民の方々が混在するエリアの中。週末ともなると明るいうちから杯を重ねる人たちも多い。花屋敷にほど近いところで近くには伝統工芸館があり、老舗の飲食店、旅館、履物屋さんが風情ある佇まいを継承している。一見住宅にも見えた小さな2階建一棟をバルへリノベーションとなった。

工事期間中には一軒先の建設現場から明治時代の凌雲閣という建物のレンガ基礎が出現し話題になるなど、歴史をもつ土地らしい出来事もおこり、その様な土地柄で若い経営者がバルを営むという面白さもデザインで表現してゆきたいと考えた。

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外観に関して、店主からは大きなサインを掲げることなくさりげないファサードでありたいという希望があった。周囲は凌雲閣の名残なのかレンガタイル調の建物が多く、この建物も類に漏れず茶グレーを帯びたタイル調のサイディングで地域に溶け込んでいた。”寄ってみたくなるお店”としての顔作りをどうするか。周囲に同調している既存のタイルを上手く活かしたアイディアをデザイン監修の湊氏が提案し、仲間のアーティスト達とペイントを施したことにより、街に馴染みながらもひと味違った顔が現れた。インテリアも既存部を無駄なく再利用し、新たには個性的な暖かい色彩と経年で味の出てくる木材等を多く採用した。仕上に優しいグラフィックを描き、カジュアルでレトロ感ある居心地のよい空間となっている。

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気候が良い時期は道路に面した前面を開放し浅草の空気を味わえる様、引き戸にも折れ戸にもなる入り口建具を設置した。

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アーティスト達の作業風景    ほぼ即興   画家の感性で、建築に対して作品が施されていくのは見ていて面白い

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